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相続問題を弁護士に相談・依頼するメリットとは

相続は、法律の絡む複雑な問題であるため、一般の方が独力で対応するのはハードルが高いです。

手続きに不備が生じて経済的に大きなリスクを被るおそれもありますし、親族間での仲が悪化する可能性もあります。

 

そこで相続問題については、法律の専門家である弁護士に相談・依頼することも検討してみてください。

弁護士を活用することには以下のメリットがあります。

メリット遺言書作成のアドバイスがもらえる

遺言書は重要な役割を果たします。

遺言書が適切に作成されていれば相続人間での遺産分割をめぐるトラブルも回避しやすくなり、各種手続きもスムーズに進められるようになります。

 

しかし、遺言書が無効となるリスクもありますので、そうならないよう遺言の内容のみならず作成にあたっては形式的な面にも配慮が必要です。

※民法に定められている要件を満たして作成しなければ無効になってしまう。

 

この点、弁護士に依頼することでアドバイスが受けられますので遺言書が無効となるリスクも避けやすくなるでしょう。

これにより後々のトラブルも防ぐことが期待できます。

メリット相続手続きを代行してもらえる

弁護士は助言をするだけでなく、一定の行為について相続人を代理して対応していくことも可能です。

 

例えば相続に伴い次のような手続きが発生しますが、これらに関してのサポート・代行もできます。

 

相続手続きの例

必要な作業や弁護士のサポート

相続人の調査

・今回の相続で誰が法定相続人となるのか、戸籍を集めて調査を行うことができる。

・行方不明の相続人や遠縁の親族などについても調べる。

相続財産の調査

・遺産分割協議の対象となる相続財産について調査を行うことができる。

・どのような財産があり、価額はそれぞれいくらか、といった点について調べて一覧にしていく。

相続放棄・限定承認

・相続財産に負債がある場合や、特定の相続人が権利を放棄したい場合、相続放棄や限定承認の手続きをサポートする。

・手続きには期限もあり、注意点も多いため、プロの助言が重要。

遺産分割案の提示・調整

・どのように遺産分割を行うべきか、具体的な提案を行う。

・全相続人の意向や希望を考慮し、円満かつ公平な遺産分割案を示すことでトラブルを防止する。

遺産分割協議書の作成

・遺産分割協議がまとまったときは、その結果を証明するためにも遺産分割協議書を作成する。

・適切な遺産分割協議書が作成できているとその後の相続手続きもスムーズに進められるようになる。

調査漏れがあると手続きをやり直さないといけない

上に挙げた相続手続きのうち、相続人の方が特に関心を持つのは「遺産分割」だと思います。

ただ、まず取り組むことになるのは「相続人の調査」や「相続財産の調査」です。

 

これら調査がきちんとできていることを前提に遺産分割協議が成り立ちますので、とても重要な過程といえるでしょう。

もし調査が不十分だと遺産分割協議をやり直さないといけなくなり、非常に大きな手間がかかってしまいます。

そのため弁護士の力を借りて確実な調査を進めておくことが重要なのです。

メリット相続問題への不安が軽減できる

家族や親族との関係性が良好でない場合、感情的な対立が生まれる危険性がありますし、将来への不安も大きくなってしまうでしょう。

加えて、財産の管理や分割についての法的な判断を自身で行うことに自信が持てないと、さらにプレッシャーが増します。

 

弁護士に相談することでこうした心の負担を軽減することができます。

弁護士から的確なアドバイスを受けられますので、相続人の方が法律について調べたり悩んだりする必要もなくなります。
また、プロが味方についているという事実は安心感につながり、心に余裕を持って相続手続きに臨むことができるでしょう。

メリット揉めたときにも代理で対応してもらえる

相続手続き、とりわけ遺産分割の方法をめぐっては対立が起こりやすく、相続人同士で揉めてしまう危険性があります。

当事者間だと冷静に話し合うことも難しくなり、感情が先行してしまうことで建設的な協議もできなくなってしまいます。

 

また、相続人間でトラブルが起こらなくても、遺言に従い財産を受け取る受遺者との間で「遺留分」に関する問題が発生することもあります。

遺贈でほとんどの財産を第三者に持っていかれた場合などでは、遺留分を主張して金銭の支払いを求めることもできるのですが、相手方とのやり取りの際、揉めるおそれもあります。

 

こういった場面でも弁護士がいると、交渉を冷静かつ客観的な立場から進めてもらうことができ、スムーズに和解へと導いてくれます。

 

万が一裁判所を利用することになっても、弁護士なら一貫してサポートを続けることが可能です。

代理人として交渉できるのは弁護士だけ

相続手続きのサポートをできる専門家はほかにもいますが、誰かと揉めたときの交渉に制約なく対応し、訴訟における代理人として最後までサポートできるのは弁護士だけです。

 

そのため、「すでにトラブルが起こっている」という場合はもちろん、「親族仲があまり良くないから揉める可能性がある」という場合、さらに「相続財産の額が大きいから揉めたときのリスクが大きい」といった場合にも弁護士への相談を検討した方が良いでしょう。

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榎本 清Kiyoshi Enomoto / 埼玉弁護士会

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